考える・発言する・視野が広がる
社会・経済探究講座
- 金融経済を通して社会を知り、社会の仕組みへの探究心を育みます
- お金の成り立ちからライフプラン、世界経済の仕組み、行動経済学、株式投資や会社経営まで
- 講義主体ではなくディスカッションや課題、発表、レポートなど「自分で考え、言葉にする」力も養います
- お金を学ぶことを通じ、将来の起業家マインドを育成します
- 対象: 小学校高学年 ~ 中高生
- 担当: 弊社CFO (最高財務責任者)
概要
お金と社会のつながりを学ぼう
文部科学省が定める学習指導要領が改定され、2022年4 月から高校で「資産形成・金融商品」等の授業が家庭科でスタートし、探究学習も本格的に開始。「2023年:子どもの金融教育に関する調査」(株式会社イー・ラーニング研究所)では99.7%の保護者が「金融教育の必要性を感じている」と回答しています。
2024年1月からは新NISA制度がスタート。2024年3月には日経平均株価が過去最高値を更新。2024年4月は円が対アメリカドルで34年ぶりの下落。世界経済や外国為替、投資などまさにVUCA(目まぐるしく変転する予測困難な状況)の時代です。
国内・外資複数企業のCFO(最高財務責任者)を経験している講師と共に、社会や経済を学ぶことを通じて「考え」「発言し」「探求する」力も育みませんか。
特長
- 時事ニュース、お金の成り立ちからライフプラン、世界経済の仕組み、行動経済学、株式投資や会社経営まで幅広く学ぶ
- 座学主体ではなく「自分で考え、言葉にする」ことを通じて世の中の事象に対する探究心も育む
- 課題で興味関心を広げる
- オリジナルのカリキュラムで知識と考え方を学ぶ
対象・期間
- 対象
小学4年生程度から中高生 - 期間目安
カリキュラムに基き、約2年で修了 - その他
修了後はFP検定や基礎会計なども学べる
目的
- 身近な例 (お小遣い、貯金、支出 )から社会とお金の関係性を実感として学ぶ
- 批判的思考を持つ消費者になる (行動経済学含む)
- 労働の対価以外の増やす方法を知る (貯蓄・投資ほか)
- 将来設計をたてる
スケジュール
随時開始は可能ですのでご相談ください。
月3回実施
(当社授業カレンダーに基づきます)
2024年度4月~
火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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開始時間 対象学年 | 時間帯・学年 ご相談承ります | 19:00 中高生中心 残2名 20:10 ※2年目 | 時間帯・学年 ご相談承ります | 時間帯・学年 ご相談承ります | 14:00 満席 16:00以降 ご相談承ります |
時間帯によっては、全国の加盟校受講生、一般申込受講生との合同となります。
カリキュラム
カリキュラム理念
日本、イギリス、アメリカにおける金融教育のフレームワークに基づき、3カ国の共通点である「稼ぐ・使う・貯める・増やす・守る」の視点で「お金と社会のつながり」の理解を深めます。
時事ニュースは、世の中の経済ニュースを中心に、国内・国外の企業に関する話題やZ世代に話題の商品やサービスなど幅広く取り上げます。
知識を得ることも大切ですが、お金や経済をもっと身近に感じ、探究心が持てるようなトピックを中心に問いかけています。
実際の授業の一コマ
受講生(小学6年生)の記録 <日経平均株価グラフ>
2023.5-6月は、講師の想定上値を遥かに超える続伸を続けた日経平均株価。
受講生からは「目盛が足りないよ!」「なんでこんなに上がったの?」など、多くの意見・質問をいただくこととなりました。
授業内で、この急騰理由や、通常はNYダウと連動することが多い日経平均株価の独自推移についても説明しました。想定を超えたことを謝罪しつつ、疑問や興味を持ってもらうきっかけになりました。
詳細
扱った時事ニュース
新紙幣と経済効果 / 百貨店の業績回復 / 小学生が同級生に騙された… / ラーメン屋の閉店過去最高 / パレスチナ問題 / 災害時の値上げ / Z世代のSNS / 中高生の起業 / 新卒初任給が大幅up / ウォーレン・バフェット など
トピック
税金 / キャッシュレス決済 / クレジットカードとリボ払い / 外国為替 / 行動経済学 / 悪質商法 / 給与明細 / 会社の財務諸表比較 / 外貨預金 / 仮想通貨 / ライフプラン / 保険 / インフレ・デフレ / 市中銀行と日本銀行 など
NewsPicks for Kidsから
Chat GPT / インドについて / 福島の復興 / 正義とは / 水の消費量増加 など
副教材のご紹介
金融リテラシー講座 CA$H! では副教材として、NewsPicks社が運営するNewsPicks for Kidsを使用いたします。
お金、経済に関することの他にも将来を担うこどもたちと「今」一緒に考えたい話題をレポートやディスカッションなどに利用いたします。
※購読料は教材費に含みます
『The New York Times for Kids との契約のもと、海外の事柄を含む外の世界を「未来のビジネスパーソン」に届けるために生まれました。「読む」だけではなく、家族でシェアして話し合ったり、友達と話したり、調べてみたりといった行動に繋がる体験を作りたい。 そのためデジタルではなく、紙の発行にこだわりました。』
- NewsPicks for Kids ウェブサイトより -
タイムテーブル
受講生コメント
知らないことを毎回学べて楽しいです。それと、毎日株価をチェックするのが楽しみになってきました。
将来どうやってお金を稼いだり増やしたりするかに興味がでてきました。自分の意見を言う機会が多いので、受検にも役立ちそうです。
今まで特に気にしなかったけど、レストランやお店のひとが、どんなふうにお金をもうけるために工夫をしているのかを考えるようになりました。
イベント・月1回もOK
開催実績例
担当講師 / カリキュラム作成
清水 裕矢 | Yuya Shimizu
経歴
大学卒業後、学習塾にて小中学文系/高校英語講師に従事したのち、パソコンスクールにてビジネスソフトを指導。以降16年以上、複数企業にて財務経理責任者やCFOを歴任。現在も複数の内資外資企業の会計アドバイザーを務める。
2023年11月に「キッズノミクス クイズで学ぼう、お金と経済」を出版。
メッセージ
「お金について考えること」はどちらかといえばタブー視されてきたように思います。お金とは一生付き合っていくものなのに、こどもの頃は正しい知識を得る機会が少なく、素養がじゅうぶんでないまま社会人になってしまう。
お金は可能性・選択肢を増やす手段です。
また、社会に出ると、自分の考えや意見をまとめて相手に伝える機会も増えます。入念な準備をしてプレゼンをすることもあれば、会議や商談で自分の考えや、自社サービスの強みや特長などを即座に言う必要があることもあるでしょう。
社会に出ても役立つ体験や知識を当講座では提供いたします。
「探究」が昨今の教育におけるキーワードの1つにもなっています。講座の通じて、経済や社会情勢、問題に触れることで受講生の興味関心が広がり、自らの得意なこと、この先もっと学びたいことを深堀りできる素養を身につける講座です。